隣からは度々あー!とか、えぇー!とか、そんな声が聞こえる。 …香奈も相当だな。 「あ、奏太。もう6時だよ!」 「え、まじか。」 香奈がそう言って、ゲーセンの外を見ると真っ暗になっていた。 11月だから、もうこの時間から真っ暗か… 「帰るか」 「うん。あ、クレープ食べてからね!」 「はー?この時間から?太るぞ」 「いいの!大丈夫!ほら!」 ぐいっと引っ張られて、俺は渋々香奈についていく。