あの馬鹿さくらぁぁああ!! あれだけ花嫁修業がどーたら言ってたのにカミングアウトしちゃったの?! あたしが必死に隠してたのにっ!! 「いやあああ嫌いとか言わないであたし料理できないのごめんなさいいっ〜〜」 何かから身を守るように両腕をクロスして思わず叫んでしまった。 「…は?」 聞こえてきたアホみたいな声に、あたしはハッとする。 「え、お前何言ってんの?嫌い?なんのこと?」 「え、あ…いや、なんでもない…」 「おい、言わないと口塞ぐぞコラ」 「ひぃっ…」