そして、さくらを手伝ってくると言って台所へ行った。 「どんくせぇんだよ、馬鹿」 「ごめんなさい…」 何も言い返せず、謝ることしかできない。 「はぁ」 「……」 器用に手当てをする七瀬をじっと見つめた。 …呆れられたかな。 めんどくさいとか、思ってたりしてるのかな。 包丁で切るなんて、どんくさいよね。 「お前料理できないんだろ。」 突然言われた言葉に、あたしの思考はストップする。 「……」 「…華原に聞いた。」 あたしが黙っていると、七瀬はバツが悪そうにボソッと言った。