わけがわからず黙っていると、七瀬が近づいて来た。 「行くぞ」 「え?」 あたしの手を掴み、パラソルの下へ移動する七瀬。 「ちょ、七瀬。変だよ?」 「は?変?」 あたしの言葉に、七瀬は少し驚きながら聞き返した。 「え…うん。去年はあんなに脱げってうるさかったのに言わないし…いや別に今言われても脱がないけど…」 「あー…」 そう言って、七瀬は手を首にあてる。 「あんときは状況が違ったっつーか。」 「状況?」 状況…… 状況?