かなり話に時間を費やしてしまったあたし達は更衣室に行ってすごい速さで水着に着替えた。
あたしは去年同様、パーカーを着て。
さくらに脱げって言われたけど、頑なに拒否したらさくらは諦めて脱がせるのをやめた。
「お待たせー!」
「お、やっと来た。」
「ごめん〜くるみがなかなか脱がなくて〜」
「あー…なるほど。」
パーカー姿のあたしを見て、枢木がボソッと言う。
そして、
「まぁ、そっちの方がいいのかもな。あいつにとっては。」
目線を七瀬に移しながら言った。
「うるせーな」
七瀬はふいっと顔を反らせて不機嫌そうに言った。
…どういうこと?

