ごめんね?と笑うまこちゃん。 「あ、あの……お金、お金払いますから!いくらですか!?」 「いやいやいいよそんなの」 「そういうわけには……!」 いかないですから! 私はカバンから財布を取りだす。 お金、いくらなんだろう、私に払える金額たよね……? そんなことを頭の中でぐるぐると考えていると、まこちゃんの声が聞こえた。 「あたしは、はるちゃんにもっと自信を持ってほしいの。そんなに自分を卑下することない。はるちゃんは、変わったんだから」 私が、変わった……?