駆逐系男子【更新再開】


「だ、大体君も君だと思うんですよ!普通に考えて吉良の告白なんて受けます?

ボクだったら怖くて絶対無理ですけどくっそリア充め……」


どうしましょう。
早口すきで上手く聞き取ることができないのですが……

私がそう言おうと一歩近付くと、彼は一歩後ずさる。


「よ、寄らないでください!ボクは三次元やナマモノは守備範囲外なんですぅー!」


高速で手を振る穂積くん。

なんだかよくわからないけど、私が早く帰らないと穂積くんにも迷惑かけちゃうんだよね……



「ご、ごめんなさい!もう、近づかないようにするので……」