そう願うも叶うわけもなく、ついに結婚式の日がやってきてしまった。
しかし、結婚相手の貴族は何者かによって毒が盛られた料理を食べてしまった。
毒を盛った犯人探しをしている間に、お姫様は誰かに腕を引かれ式場を後にした。
連れだしたのは、お姫様が密かに思い焦がれていた隣国の王子様だった。
お姫様はそのまま自分の城を捨て、ずっと王子様の城で永遠に幸せに暮らしましたってお話だったんだけど……
「ねぇキモオタ、この話って絶対はるちゃんと吉良がモデルだと思わない?」
「はいもう確実に。しかも貴族に毒を盛ったのも吉良で間違いないかと」
「しかも最後の幸せに暮らしました、は確実に監き……」


