「ごめんなさい!悪いのは私なんです!」


今だに謝り続ける彼女たちに向かって、私も深く頭を下げて謝る。


「っ、はるちゃん……!?君が頭を下げる必要なんて」

「違うんですっ、彼女たちは悪くないんです!」


悪いのは私だけ。
責められるのは私だけでいいんだ。


みんなが辛い思いをするくらいなら、私ひとりで充分だよ。




やっぱり私は、変われないらしい。

どうやったって、人に迷惑しかかけられないもの。


それなのに、吉良くんはいつもこんな私の味方でいようとしてくれるんだろう……