「ななっ!?」
私は全力で首を横に振る。
なんてことを言うんですかまこちゃん!
私が接客なんかして、クラスの評判が悪くなったらと思うだけで吐きそうです。
「いやほんとに私なんてダメで私なんて所詮人間以下で私なんて」
「はるちゃん落ち着いて!」
「お願い!三枝さんとまことがしてくれたら人数としては十分なの!」
う、うぅ……
実行委員の子も、困ってる……
私のせい、なんだよね……
とはいっても、やっぱり私にそんな大役無理だよ。
期待なんてしないでほしい。
私は、人が思ってるよりほんとになにも出来ないんだから。


