人波に溢れかえる街
そこへ繰り出せば
僕の孤独さが
いつにも増して際立って
僕の側の影だけが大きく
まるで僕を嘲笑うかのように
僕を見て指差すんだ
日が落ちれば
僕を苦しめる物は
また一つ増えて
暗黒な空に輝く星は
僕には無いモノを
兼ね備えた人に見えて
その星を見る度
心が痛くなるんだ
いつか僕もあの星みたいに
なりたいと願って
今はまだ無力僕の手で
輝く星を掴むフリをしたんだ