誰が死んでくれるの?って言われても… 誰だって死にたくない。 私だってまだ生きたいし、このゲームで生き抜いて見せたい。 だからここで殺されるわけには… しかし、あの不思議な声の所為で自分が考えていることと反対の言動をしてしまう。 「…私が…死ぬ…」 「…いや、俺が…」 口々に言い出したクラスメイトはだんだんスカイに近づいていき、完全に我を忘れている状態だった。 だから私はそんなクラスメイトに叫んだ。 「皆…!スカイに騙されちゃダメだよ…!」 そう言ったら皆はスカイと距離をおき始めた。