今は夜…。 莉子はこの時間帯になるといつも外に出る。 なぜかは知らないけど… 「…ねぇ、君…」 私は莉子に声をかけた。 「……あんた誰?」 興味なさそうな声… その声が私をさらに怒らせた。 でもここで伊織を出してはいけない。 今はスカイなのだから…