ミツコはミサという女性の世話をしていた。
たらふく肉を食わせて喰らうのだ。
しかし。
ミサのお腹が大きくなると、村人の態度が変わった。
そしてゴロウが今日もミサの元へ。
ゴロウは私のモノだったのに…。
一方。
ミサはゴロウに弄ばれながら、別れた家族を思っていた。
次第に湧き上がる憎しみ。
誰の子かも分からない赤子を身篭らせられ、その後、肉として食べられる。
憎悪に支配された時、ミサはゴロウの喉元に喰らいついた。
ミツコがやってきた時には、ゴロウは息絶えていた。
しばらくにらみ合う女2人。
咆哮を上げたミツコは喰らった‼
かつて愛した男を。