「やったぁ!! 沙羅と席、超近い!!!」 「ちぃちゃん、苦しい。」 あははははははっ 私たちは笑っていた。 「次ぃ〜〜、中川〜!!」 どきっ 『凌君、何番だろ!?』 『絶対、凌君は私の隣だよ!!』 『中川君、カッコいい…………♪』 「……………」 凌君がくじを引いた。 『『『何番!!?』』』 女子が、一斉に叫んだ。 「……19番。」