誰だってお姫様





「神谷くんどこ~??」




そう。神谷くんに告白しようと女子が必死だ。



まぁ、あたしは関係ないので芝生に座ってダンスしてる人たちを眺めている。


友達も告白しに行ったり、彼氏とダンスをしに行ったのでとても暇だ。



暇すぎてボーっとしていると、



「山崎さん。」



神谷君があたしを呼んだ。




『神谷君。』


「山崎さん、ひとり?」

『え?うん。友達はダンスとかしてるから。』


「山崎さんはダンス行かないの?」


『あたしは行かないよ。誘う人もいないし。』

「……………好きな人とか…………いないの?」



『え?うーん………いないかなぁ……』



「………そっか……フッ……よかった………」


『え??』



「あ、何でもないから気にしないで。」