『………いい「神谷くん。」
あたしが「いいよ。」と言おうとしたとき、違う人の声によって遮られた。
『あ………』
あたしの言葉を遮った子は、さっき神谷くんを誘っていた子だった。
「神谷くん、あたしが先に誘ったのにどうして山崎さんを誘うの??」
あの子可愛いなぁ…………すごい涙目で訴えてる。
「ごめんね?誘ってもらえたのは嬉しいんだけど、俺、山崎さんと同じ班になりたいんだ。」
神谷くんがそう言った瞬間、その子はあたしの方に振り返った……と思ったら、ものすごい形相で睨まれた。
ひぃぃ…………女子ってなんて怖い生き物なの(←自分も女子)
そんな風に怖がっていると、
「え?でも山崎さんはもうさっき他の男子誘って班作ってたよ~?」
『え?』
「もう班ができてるのに、神谷くんと同じ班にはなれないよ。ねぇ、山崎さん?ニッコリ」
ひぃぃぃぃ!!こっ、怖っ!!!
嘘ついてまで神谷くんと同じ班になりたいの??
怖い怖すぎるー!!!!


