誰だってお姫様








『あの、神谷くん?』



「ん?」




『どうしてあたしにここまでしてくれるの??学校でもこないだまで喋ったことなかったのに………』




「……………見てたから」


『え?』



「いつも放課後友達の誘い断って家に帰ってるとこ」



『えと………?』


それがどうしたのかな??



「だから今夜くらい楽しんでもらえたらいいなって思ってさ」



えっ………?



「だから、今日は楽しんでいってよ。」


『あ……ありがとう……でも…神谷くんがどうしてそこまで??』


「…………それ、俺の口から言わせたいの??」


『えっ…………………う……ん…?』



曖昧にあたしが頷くと、



急に神谷くんの顔が近づいてきた




『…えっ//………あ、あの…?///』


「……山崎さんのことが………ずっと気になってたからだよ…」




そう耳元で囁かれた。




かぁぁ////


一気に顔が熱くなっていくのがわかる





「俺はずっと前から山崎さんと話してみたいと思ってた………」





神谷くんずるい……そんな言い方したら誰だって期待しちゃうよ………