「フン!!!そんなの嘘よ!!!
蓮くんに近づく女子は
み―んな、恋愛感情あるに
決まってるもの!」


副会長も応戦。


「会長の言う通りよ、
あんなカッコイイんだもの!

男と女どうしの友情も
成立するって言うけど、

相手が真行寺くんなら
それは絶対有り得ないわね。」


「…へえ…つまり蓮くんには
友達として接せれる女子が
いないってことか……
大変だねえ、モテる男も!!!」

(なんか可哀相だな―…
人間関係が窮屈に
なっちゃいそう……)


会長が言う。

「さっきから
とぼけたフリしちゃって!!!

あなたにだって、
本当はあわよくばって
下心あったんでしょう???

とにかく、今後一切
真行寺くんに
近寄らないでくださる???」