鋭い口調と苦しそうな目でこちらを見てくるので、遼誠達は近づくことができなかった。 でも、遼誠は後悔していなかった。 そして、想定内だった。 ーーーーーこれで…いいんだ。 これを刹那は乗り越えなきゃ、 記憶は戻らない。