少し静かな間が差した後、遼誠は手をパンッと叩いて席を立つ。 「今日は、ここまで! また、明日も違うこと話してあげる。 じゃあ、俺は帰るね」 「ま、待って! 少しだけ、一緒に散歩していいかな?」 少し恥ずかしそうに、遼誠を見あげる。 「具合は、悪くないの? 大丈夫なら、いいよ」 遼誠は手を差し伸べる。 そこに、ゆっくりと刹那の手が乗っかった。