「じゃあ、テンションが上がったところで…本題に入るよ。 刹那…、聞いてスッキリするかどうかは分からない。 後悔するかもしれない。 それでも、聞く?」 遼誠は急に真剣な顔をして刹那に問う。 「当たり前よ。 わたしは、ずっと記憶を取り戻したかったんだもの。 どんな過去だって受け入れてみせる」 刹那は強い眼差しで遼誠を見る。 遼誠は刹那の近くの丸椅子に座る。 その一切濁りのない瞳を信じて遼誠はゆっくりと口を開く。