気まずそうに、刹那のドアの前に立つ遼誠。 そして、ゆっくりとノックすると 「はい!どうぞ」 ぎこちなく、ゆっくりと遼誠がドアを開けると、刹那の顔がパァッと輝く。 「来てくれたのね!? 嬉しい。 これから、よろしくね! いろいろ、教えてね! お父様のお許しが出て、よかった!」 「お…おう」