「律。どうするか決めるのはお前だ。悩んでお前が出した結論に、誰も文句は言わない。だけど、絶対に後悔だけはするなよ?」

「兄貴…」

「まぁ、困ったことがあったら、俺も奏大も相談乗るから、悩め悩め!」

「あっ、勿論俺も相談乗るよ!」

「皆…ありがとう。もう少し、ちゃんと考えてみる」

「あぁ」








それから奏大、創、淳平の3人は、帰って行った。
誰も居なくなった部屋で、律は3人に言われたことを考えていたが、結局答えを出せずにいたのであった。