話が終わると、隼大は教室へと戻ったが、律はそのまま屋上に残り、空を見上げていた。 どのくらいの時間、そうしていたのだろうか? 律は午前中に受けるべき授業には出ることなく、屋上で過ごしていた。 そして、気付いた時にはもう既にお昼休みの時間であった。