それから無事、気付かれることなく式が終わり、教室へと帰った。
教室へ行くと、2人の元にあかねが近づいてきた。
「あんた達…式が始まる前、何処に行ってたのよ?」
「あー…ちょっと野暮用…。なぁ、律」
「………」
「ったくー!私、佐久間ちゃんから怒られたんだからね?行き先くらい伝えて行きなさいよ」
「悪かったって…」
あかねは怒ったまま自分の席に戻り、特に追求することはなかった。
それからHRでも居なかったことに対して、特に追求されず、何事もなく1学期が終了した。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…