「ん?」 「朝練頑張ってね。いってらっしゃい」 優花はそう言うと、優しい笑顔で俺に手を振った。 「おぅ!いってきます」 俺も笑顔で返した。 それは多分、今思うと一目惚れだったと思う。 胸当たりまで伸びたこげ茶の髪。 白くて柔らかそうな肌。 透明感のある心地よい声。 吸い込まれそうな丸くて大きな目。 そして、 周りの人までも幸せにしてしまいそうなほどの破壊力ハンパない可愛すぎる笑顔…… ……多分、一目惚れ。 そう…… 俺は、 優花に…… 『妹』に恋をした。 .