文化祭の日


あれから亮介と目が合うのが増えた。


勘違いかも知れないけど嬉しかった。


それに後ひとつ、変わったことがある。


それは―


亮介たちが掃除場所に来ても、掃除をしなくなったコト。


ほうきを持たず、ただ来て見て帰る。


少し悲しい気分になる。