「…お前…好きなヤツいんの?」 ―――…え? いきなりの質問に心臓が跳ね上がる。 私は、朝の喧嘩のことは水に流して普通に接してたのに どうすればそんなことを思うんだろう!? 七世との間に静かな空気が流れる。 ―…まさか こういう雰囲気って… 告白のチャンスなのかな!? だって今なら二人きりだし 誰にも邪魔されないんだよ!?