はぁ・・・と溜息をついた私。 帰ろう、私も。 あんまり遅いと、担任に怒られる。 ・・・あれ? 誰か忘れている気が・・・。 私は恐る恐る、ぎこちないロボットのように下を向く。 誰もいない静かな廊下に、 人が、 倒れて、いる。