2人のユウト





☆優斗side☆



「・・・はぁ・・・・」



 僕は何度目になるかわからない、溜息を吐いた。



 手に握られているのは、先ほどの朝のホームルームで担任から渡された1枚の手紙。



 その内容は英語で書かれていた。



 英語で書かれていることは、送り主は見当がつく。



 だけど、何故あの人が僕に手紙を?



 疑問の渦の中、僕は封を切った。



「・・・!?」



 その内容は、驚くものだった。






 どうして・・・。



 どうしていきなり・・・。



 頭がついて行かない。






 僕は真実を知るために、教室を出た。


 向かう先は、お義父さんの所。