ー浅葱色に染まるー



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『土方!土方いるか!?』


私は沖田と屯所へ戻り、すぐさま土方を呼んだ


すると土方はすぐにこちらへやってきた


「おい総司!どうしたんだ!?」


『....不逞浪士と斬りあいになってそれで私のせいで腕を斬られたんだ』


「七世のせいじゃありません....!」


「話はあとで聞く。今はとりあえず総司の手当てが先だ。黒月、お前は部屋に戻れ」


『....はい』


沖田が心配だ....だけど私がいても何もできないからこの場を去った方がいいよな....


でもなんだか部屋へ戻りたくない


そうだ....中庭へ行こう