そう心の中で思っていると私たちと巡察をしていた隊士の中の一人の声が聞こえた
「お前!長州の者か!?」
気がつくと私たちは敵に囲まれていた
「七世....大丈夫?」
『だ、大丈夫....』
嘘。本当は手がすごく震えていた
でもここで足手まといになるわけにはいかない....
ちゃんと覚悟を決めてきたんだ。やらなきゃ
私は沖田と他の隊士と共に敵に向かって走り出した
キンッドッ
『ハァ....ハァ』
出来るだけ峰打ちで戦った。でもこれ以上捕縛者を増やしても屯所に連れ戻ることはできない....殺すしか....ない

