ー浅葱色に染まるー



「早く買いに行きましょう」


一....意外と女装のセンスあるな


てか町の人にめっちゃ見られてるー


またかよ!前沖田と出かけたときもだったな


今回は女だけじゃなくて男もいるんだけど


「なんか俺....私達すごく見られてません?」


『そうだな....面倒なことになる前に早く行くぞ、沖田!一を頼む!』


そう言って私は平助の手をとって走り出した


「は!?ちょ、七世!?なんで走るの!?」


『この前女共に囲まれて大変だったんだよ、今回の場合はその二倍だからこの前よりやばい。だから逃げた。以上』


「さすが七世....ハハッ」


『つーことで行くぞ!』