そうして私は店を出た


「いいのありましたー?」


『....沖田か。存在忘れてた』


「ひどいです....!あれ?もう刀買ったんですか?」


『いや、もらった』


「そうなんですか?変わった刀ですね。柄の部分が浅葱色だ」


『まぁな。じゃあ帰るぞ』