「それと総司の病を治すこととどういう関係があるんだ....?それになんで七世は....っ」
今まで一言も話さなかった近藤さんが俺にそう尋ねた
『....一度死んで蘇るということは生まれ変わるということだ....すなわち病も精算されるということだと思う....そして力を使うときには代償が必要になる....人を蘇らせるときの代償が....黒月の命だった』
「ということは....七世は僕の命と引換えに死んだの....ですか?」
『....あぁ』
俺の返事を聞いた瞬間総司は悔しそうに唇を噛み締めた
「病が治っても七世がいなきゃ何の意味もないのに....七世がいないなら僕は生きていても....」
は....?何言ってんだよ....ふざけんな