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土方と再び争っていると近藤さんが大きな風呂敷を持って戻ってきた
「黒月くん!これを君にと思ってだな....」
そう言って近藤さんが差し出してきたのは女物の着物だった
『きれい....』
「気に入ってくれたら嬉しいのだが....」
『こんなに高そうな着物いいのか?』
「もちろんいいとも!君には窮屈な思いをさせてしまっているからな....男の扱いの上に女らしい格好もできていないだろう?すまないな....」
近藤さん....
『近藤さんが謝る必要ない、私がここにおいてもらっているんだからそれくらい当たり前だ!』
「....黒月くん。ずっと聞きたかったのだが君は未来へ帰りたいか....?」