「え！？大丈夫かよ！....ん？あそこにいるのは七世と....土方さん？」
『そう....みたいですね』
僕はさのさんから再び二人の方へ視線を移した
なぜだろう？あの二人を見ているときだけ胸が苦しい
『七世は土方さんが好きなのかな....』
「え？」
『さのさん....なぜだか分からないけどあの二人を見ていると胸が苦しくなるんです。それに、なんだか悔しいんです。なんで七世を抱きしめているのが僕じゃないんだろう、なんで土方さんなんだろうって、そう思うんです....』
「総司....お前もしかして....七世が好きなんじゃねぇのか？」
『僕が....七世を....？』
