それに、あたしも妖精たちの力になりたいって、思ったんだもん。


ちゃんと、その目標を果たしたい。


たとえ、真実味にかける噂であったとしても、それが妖精たちの望むことなら、手伝ってあげたい。


あたしは「よしっ」と、気合いを入れて携帯電話に視線を戻したのだった。