どうして!?


お店で待ってるって言ったじゃない!


驚きで何も言えずにいると、秋生さんは額の汗をぬぐいながら「待ってる間が、苦しくて」と、言った。


その言葉に、ドキッと心臓がはねる。


「それって……?」


「昨日、気分を悪くさせて、本当にごめん!!」


そう言い、秋生さんは深くあたしに頭をさげてきたのだ。


「早く、謝りたくて」