恋の相手は小指サイズの俺様王子!?

そのサラリーマンは少し遅いお昼らしく、ガラガラになってしまったお弁当の棚の前に立って小さく舌打ちをした。


こちらに顔をむけて、なにか文句を言いたそうな表情を浮かべる。


そんなことをされても、商品が届く時間は決まっているからあたしにはどうしようもない。


いくら睨みつけたって増えることのない商品棚を睨んだあと、サラリーマンはおにぎりとお茶を持ってレジへやってきた。


「あ、いらっしゃいま……」


「フライドチキンとポテト」