「そうなれば、僕たちの仲間はいなくならない! 沢山、友達もできる!」


楽しそうな声が、肩からきこえる。


それにつられて、あたしは自然と笑顔になった。


そして次の瞬間、頬に暖かな感触がチョンッと触れた。


え?


なに?


驚いて視線をやると、白堵の真剣なまなざしと目があった。