・・・会いたい会いたい会いたい!
もう何度の言葉が思い浮かんでは消えているか?
甘い夜を過ごした次の日から、私は博さんと会えずにいた。
その理由の一つ目は、私がずっと違うエリアに行っているせい。
もう一つの理由は、博さんの仕事が忙しいせい。
毎日朝6時から、夜の10時まで、ずっと現場から離れられないのだ。
今の現場も忙しいのに、工務店の急な新規のお客様の為に、
急ぎでリフォームをしているところだった。大工仕事が終わるのに、
最低でも10日、最長で1か月はかかると言う。
その合間に、今の現場にも足を運ばなければならず、
私に会う暇など、博さんにはないのだ。実際、寝る間も惜しいくらいに。
…電話も、…メールも、一切ない。
私からしようかな?そう思っては見るものの、博さんの事を考えると、
なんだか悪い気がして出来なかった。
「それって浮気なんじゃない?」
「・・・まさか!・・・まさか、そんなわけないじゃない」
浮気。その言葉に敏感になっているのは事実。
でも、職人は、会社員と違って、時間はあってないようなもので。
日曜祝日も、仕事に行っている事を、私は知っている。
父親がそうだったから。
もう何度の言葉が思い浮かんでは消えているか?
甘い夜を過ごした次の日から、私は博さんと会えずにいた。
その理由の一つ目は、私がずっと違うエリアに行っているせい。
もう一つの理由は、博さんの仕事が忙しいせい。
毎日朝6時から、夜の10時まで、ずっと現場から離れられないのだ。
今の現場も忙しいのに、工務店の急な新規のお客様の為に、
急ぎでリフォームをしているところだった。大工仕事が終わるのに、
最低でも10日、最長で1か月はかかると言う。
その合間に、今の現場にも足を運ばなければならず、
私に会う暇など、博さんにはないのだ。実際、寝る間も惜しいくらいに。
…電話も、…メールも、一切ない。
私からしようかな?そう思っては見るものの、博さんの事を考えると、
なんだか悪い気がして出来なかった。
「それって浮気なんじゃない?」
「・・・まさか!・・・まさか、そんなわけないじゃない」
浮気。その言葉に敏感になっているのは事実。
でも、職人は、会社員と違って、時間はあってないようなもので。
日曜祝日も、仕事に行っている事を、私は知っている。
父親がそうだったから。