目が覚めた私は、思わず自分の頬をつねってみた。
「イタッ」
…夢じゃない。昨日、博さんとしたキスは、夢なんかじゃない。
大好きな人とのキスは、夢のようで、ずっとずっとキスをしていたい。
そんな気持ちになっていた。
今日からまた仕事で、今週は、博さんの現場のあるエリアだ。
いつも以上に、丁寧に化粧を施し、髪型も整え、
返してもらったお弁当箱に、また新たなおかずたちを詰めていった。
「博さんって、卵焼きが好きなんだよね」
昨日、そんな事を言われたことを思いだし、しっかり卵焼きは入れた。
・・・やっぱり、若い子、じゃなくて、祐司君の分のお弁当もつめて、
いざ仕事へ。
お昼までに、先に行かなきゃならないお客様の所へ向かった。
いつものように、お礼を言われ、晴れやかな気持ちのまま、現場へと足を進めた。
カンカンカン、トントントン・・・。
仕事をする音が聞こえていた。
「博さん」
私は二階にいるであろう博さんに声をかけた。
「…羽菜?どうしたんだよ?」
「フフ」
今日もお弁当を持ってくるとは、一言も言ってなかったので、
博さんは驚いていた。
「イタッ」
…夢じゃない。昨日、博さんとしたキスは、夢なんかじゃない。
大好きな人とのキスは、夢のようで、ずっとずっとキスをしていたい。
そんな気持ちになっていた。
今日からまた仕事で、今週は、博さんの現場のあるエリアだ。
いつも以上に、丁寧に化粧を施し、髪型も整え、
返してもらったお弁当箱に、また新たなおかずたちを詰めていった。
「博さんって、卵焼きが好きなんだよね」
昨日、そんな事を言われたことを思いだし、しっかり卵焼きは入れた。
・・・やっぱり、若い子、じゃなくて、祐司君の分のお弁当もつめて、
いざ仕事へ。
お昼までに、先に行かなきゃならないお客様の所へ向かった。
いつものように、お礼を言われ、晴れやかな気持ちのまま、現場へと足を進めた。
カンカンカン、トントントン・・・。
仕事をする音が聞こえていた。
「博さん」
私は二階にいるであろう博さんに声をかけた。
「…羽菜?どうしたんだよ?」
「フフ」
今日もお弁当を持ってくるとは、一言も言ってなかったので、
博さんは驚いていた。