新築の工事も大工工事が終わり、後は、クロス屋・左官。
設備屋と、多方向の業者が入る事になり、オレは、自分の家のリフォームに、
本格的に入る事になった。
「週末は、応援に入るからな」
今までただの一度も、オレが独り立ちして、応援すら来なかった親父が、
この家のリフォームの応援に来ると言い出した。
最初は驚き、何事かと思ったが、親父曰く、
「嫁さんや孫を守るのはこの家の役目だから」
という事らしい。
同じ大工と言う職業柄か、考える事も同じのようで。
とても嬉しい気持ちになった。
「ところでいつ、孫は抱けるんだ?」
…それもおまけでついてきたのだが。
コウノトリに任せてるからわからない。
それがオレの答えだった。
それを聞かされた羽菜は、可笑しそうに笑っていた。
・・・が。
「お義父さんの言う通り、いつ、赤ちゃんがこのお腹に来てくれるのかな」
そう呟いたのも本音で。
…確かに、オレも、自分の子供早く抱きたい気持ちはあるが、
実際出来てしまうと、羽菜と二人の時間が無くなるのも事実。
だから、もう少しこのままでもいいと思う自分もいた。
設備屋と、多方向の業者が入る事になり、オレは、自分の家のリフォームに、
本格的に入る事になった。
「週末は、応援に入るからな」
今までただの一度も、オレが独り立ちして、応援すら来なかった親父が、
この家のリフォームの応援に来ると言い出した。
最初は驚き、何事かと思ったが、親父曰く、
「嫁さんや孫を守るのはこの家の役目だから」
という事らしい。
同じ大工と言う職業柄か、考える事も同じのようで。
とても嬉しい気持ちになった。
「ところでいつ、孫は抱けるんだ?」
…それもおまけでついてきたのだが。
コウノトリに任せてるからわからない。
それがオレの答えだった。
それを聞かされた羽菜は、可笑しそうに笑っていた。
・・・が。
「お義父さんの言う通り、いつ、赤ちゃんがこのお腹に来てくれるのかな」
そう呟いたのも本音で。
…確かに、オレも、自分の子供早く抱きたい気持ちはあるが、
実際出来てしまうと、羽菜と二人の時間が無くなるのも事実。
だから、もう少しこのままでもいいと思う自分もいた。