なんで私が芸能人ッ!?






************お昼休み、裏庭にて*********************************





ただいま、羅奈ちゃんとお食事中でございます。
やっぱ裏庭は風が気持ちいーね!





「りまー、いつから仕事あるの?」





「まだわかんない………、お仕事入れたら報告するからって言われたんだけど音沙汰なし。」





っていうか……連絡先って言ったっけ?
なんか家電くらいは書いた気もするけど。





「へー、それにしても芸能界の話直接聞けるとか新鮮~。
仕事入ったら教えてね!!」





「もちろん言うよ?けど……」





ん?あれってと…藤堂先輩!?
なんか裏庭までの1本道歩いてるとか気のせいだよね!?





私の視線に気づいたのか、羅奈ちゃんが…





「おっ、來様と相馬先輩じゃん!!
また会えるとか超ラッキー♪」





ら、羅奈さん!?
そんなにはっきり言わないで~!!
とは言っても羅奈ちゃんの視力は1.5。見間違えるはずはない。





「……………はぁ………」





先輩が来ることはもう諦めるよ。
ここに事情を知る人しかいないのがせめてもの救いだよね…。





あ………





「そういえば羅奈ちゃん、なんでツートップなのに女子がまとわりついてないの?」





人気者なんだから、女子が放っとかないよね?





「んー、來様が女子とあんまり話さないからじゃない?」





「そうなの!?」





俺様だけど、なんか意外……。





「あれ?けど、性格も良いとか言ってなかった?」





「あ、それも本当だよ。
怪我してる女子を助けたとかなんとか?」





「そうなんだ…。それはそれで意外……。」





でも………無いか?
私が泣いたときも落ち着かせてくれたし……なんか納得?






「ま、女子にせがまれたってのと近くに他に男子がいなかったってのもあるかもね。」





「そこまで細かく聞いちゃうと羅奈ちゃんが恐ろしいよ。」





なんでそんなに細かいとこまで知ってるの?





「そ?まあ……情報集めも趣味の一環?みたいな。
…………なんか違うか。」









「おっ、りまか?」






あ、先輩もうここまで来ちゃったみたい。