「 好きなんだけど 」















いつものように階段を下りる私と君。







玄関分かれて、体育館と家。それぞれ目的地に行く予定だった。











そう。いつもならば。















ぱしっと腕を掴まれて、突然言われた一言。














嬉しくて、嬉しくて。

















思わず泣いてしまった私に、君は焦っていて、そんな姿までも愛おしく思える。



















「 私もね、好きだよ 」








そう言うって笑った私。







そんな私をみて君も笑った。







何年も先も続けばいいな。





















恋は、嬉しいこと、悲しいこと、いっぱいある。














だから。














君に恋が出来て良かった。

















甘いだけじゃない。





苦いこともたくさんある。












そんな恋はまるで、かふぇおれみたいだ。