駅に着いたのに 課長はなかなか 手を放してくれない。 「あのう…」 「…さみしいな…」 うわぁー…キツイ。 いつもと違う意味で こいつキツイ。 本当にどうしよう…。 「また明日…」 「会社で会えるもんね」 手を振って課長と別れ やっと一人になって 改札を通る。 心臓がドキドキを通り越して バクバク言っている。 だけどこれは恋ではない。 ハッキリ言って恐怖だ。 二日酔いの 気分の悪さも加わって もうめまいがする。