いつも通りの蝉の鳴き声が煩いくらいの平日。
野球部、サッカー部、陸上部などが陽炎が揺らいでいる校庭で練習をしている。
俺は野球部。
だが、日陰で休んでいる。
その訳は・・・
今は午前8:30。
野球部はいつも通りに他の部活より早く練習を始める。
だが、俺は寝坊をして遅刻ギリギリで間に合った。
今日は朝から天気も良く暑かった。
だから、珍しく俺は自転車で来た。
そして、顧問の挨拶の後に走る。
その時に悲劇が起きた。
「1、2」『1、2、3、4』
と言った時、急に立ちくらみがし始めた。
目の前が真っ暗になってきて吐き気もする。
地面に立っている感覚がなくなってきた。
周りの声や音も聞こえない。
あんなに煩く鳴いていた蝉の鳴き声も聞こえない。
(どうしよう・・・。どうしよう・・・。ここで倒れたら・・・)
『バタッ』
俺は倒れた。
その時の記憶がない。
でも、起きたら木の陰の日陰にいた。
隣にはマネージャーがいて、冷えたタオルと飲み物を持ってきていた。
『え、なんで俺ここに・・・?』
「お、憶えてないの?!零倒れたじゃん?!倒れてすぐに起きて、なんとかここまで、歩いてきたの忘れたの・・・?」
『う、うん・・・てか、今何時?』
「えーとー、10:00くらいかな?零がここにきてまた寝たのが9:20くらいだったかな?」
『えっ!俺そんなに寝てたの?!早く練習しな・・・』
「ダメ!今日はもう少ししたら家に帰って!」
『でも、もう少しで大会だし・・・』
「このまま続けてまた倒れたりして身体壊したらどうするの?!ますます大会に出られなくなるよ!!」
『うっ・・・、分かったよ・・・』
俺はいつも通りの帰り時間より早く帰った。
『はぁー・・・なんで倒れたんだろう・・・。』
俺は部屋に入り初めに発した言葉がこれだ・・・。
ついさっきまでいた涼しい部屋なのに今では暑すぎるくらいだ。
「ガラガラ」
窓を開けたとき
『うわっ!』
暑い部屋に涼しい風が勢い良く入り込んで来たと同時にあの煩い鳴き声の蝉の鳴き声も交ざって入ってきた。
『うるせー・・・。でも、涼しー!』
俺は部屋の換気をしながらアイスを食べた。
『やっぱ夏はアイスだな!!
・・・。11:00か・・・いつもならこの時間も部活してるのになー・・・。そろそろ部屋も換気された頃か、暇だなー・・・。でも、皆部活だしなー・・・。しゅくだ・・・いやいややりたくたい(笑)んーどうしようかなあ。・・・。・・・。・・・。・・・。』
「シーン」
そんな事を考えていたら
「ピンポーン」
と、家のインターホンが鳴った。
野球部、サッカー部、陸上部などが陽炎が揺らいでいる校庭で練習をしている。
俺は野球部。
だが、日陰で休んでいる。
その訳は・・・
今は午前8:30。
野球部はいつも通りに他の部活より早く練習を始める。
だが、俺は寝坊をして遅刻ギリギリで間に合った。
今日は朝から天気も良く暑かった。
だから、珍しく俺は自転車で来た。
そして、顧問の挨拶の後に走る。
その時に悲劇が起きた。
「1、2」『1、2、3、4』
と言った時、急に立ちくらみがし始めた。
目の前が真っ暗になってきて吐き気もする。
地面に立っている感覚がなくなってきた。
周りの声や音も聞こえない。
あんなに煩く鳴いていた蝉の鳴き声も聞こえない。
(どうしよう・・・。どうしよう・・・。ここで倒れたら・・・)
『バタッ』
俺は倒れた。
その時の記憶がない。
でも、起きたら木の陰の日陰にいた。
隣にはマネージャーがいて、冷えたタオルと飲み物を持ってきていた。
『え、なんで俺ここに・・・?』
「お、憶えてないの?!零倒れたじゃん?!倒れてすぐに起きて、なんとかここまで、歩いてきたの忘れたの・・・?」
『う、うん・・・てか、今何時?』
「えーとー、10:00くらいかな?零がここにきてまた寝たのが9:20くらいだったかな?」
『えっ!俺そんなに寝てたの?!早く練習しな・・・』
「ダメ!今日はもう少ししたら家に帰って!」
『でも、もう少しで大会だし・・・』
「このまま続けてまた倒れたりして身体壊したらどうするの?!ますます大会に出られなくなるよ!!」
『うっ・・・、分かったよ・・・』
俺はいつも通りの帰り時間より早く帰った。
『はぁー・・・なんで倒れたんだろう・・・。』
俺は部屋に入り初めに発した言葉がこれだ・・・。
ついさっきまでいた涼しい部屋なのに今では暑すぎるくらいだ。
「ガラガラ」
窓を開けたとき
『うわっ!』
暑い部屋に涼しい風が勢い良く入り込んで来たと同時にあの煩い鳴き声の蝉の鳴き声も交ざって入ってきた。
『うるせー・・・。でも、涼しー!』
俺は部屋の換気をしながらアイスを食べた。
『やっぱ夏はアイスだな!!
・・・。11:00か・・・いつもならこの時間も部活してるのになー・・・。そろそろ部屋も換気された頃か、暇だなー・・・。でも、皆部活だしなー・・・。しゅくだ・・・いやいややりたくたい(笑)んーどうしようかなあ。・・・。・・・。・・・。・・・。』
「シーン」
そんな事を考えていたら
「ピンポーン」
と、家のインターホンが鳴った。