さっきの事もあって、今は風に当たりたい気分だったから。 私は、フェンスに背中を向けて座ると、体重を後ろに預ける。 そのまま、空を見上げると、手をゆっくりと伸ばした。 「...私には......遠いな...」 そう呟いた私の声は、青く広がった空に儚く消えていく。